インナーゲーム⑤「2人の自分」=セルフ1とセルフ2の存在を知ろう

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『ゾーンテニス』とはいったい何か?

たいへん興味深い動画なのでぜひご覧下さい。

 

僕が従来の上達法から抜け出すきっかけになった本、それがこの

「インナーゲーム」です。

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この本の中では、テニス界において古くから行われてきた「フォームありきの技術指導」に警鐘を鳴らすとともに、人間が元来持つ「自然習得力」をもっと信頼すべきだということが書かれています。

 

ちなみに、これは新版ですが、初版が刊行されたのはなんと1974年!

こんなに前から、実は現在まで延々と続く「フォームありきの指導法」に対する疑問は生まれていたのですね。

 

この本でたいへん興味深いのは、私たちが上手くプレーできない時、「心の中」ではいったい何が起こっているのかを明らかにしている点です。

 

それでは少しだけ本書の中身を覗いてみましょう。

ある日私は、コート上のプレーヤーが、自分の内部でひっきりなしに会話していることに気がついた。

「おい、しっかりしろトム、体の前でボールを捉えなきゃだめじゃないか」

―中略―

セルフ1はセルフ2に命令する。

さあ、コーチが打ったボールがいよいよネットを超えてきた。

セルフ1は連呼を始める。

「手首だ、手首だ、締めろ、締めろ」。

専制君主?セルフ1の口調は、まるでセルフ2が耳が遠いか、

あるいは聞いてもすぐに忘れる正確だと決めつけているのか、あるいは馬鹿だとでも思っているようだ。

―「インナーゲーム」一部参照―

 

どうでしょう?あなたも同じような状況に陥ったことはありませんか?

 

「インナーゲーム」ではこのように、口うるさい命令を下す「自分=セルフ1」が、実際にプレーする「自身=セルフ2」を「妨害する」ために、私たちはなかなか自分の思ったようにはプレーすることはできないのだと述べられています。

 

これはまさしく真理です。

「テークバックを速く引き、膝を曲げて、フォロースルーは高く」などのまったく「余計な」アドバイスを思い浮かべるのも、試合になるとそれまで出来ていたプレーがまったくできなくなってしまうのも、すべてはセルフ1のせいなのです。

 

セルフ1がセルフ2を邪魔するのです。

実際にプレーするのはセルフ1(あなたの思考)ではなく、セルフ2(あなたの身体)なのにです。

 

次回以降でお伝えしていきますが、セルフ2は本当に素晴らしい能力を持っています。

 

だから、セルフ1に出しゃばらせるのをやめ、セルフ2にプレーのすべてを「任せて」しまえば、あなたは自分が望むような、素晴らしいプレーができるようになるということです。

 

「そうは言っても、セルフ2を信頼すると、具体的にどんな効果があるのさ?」

 

では次回は、このセルフ2が実際にどのような「力」を持っているかを見ていきましょう!

次回:セルフ2の力とは

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