【全豪オープン決勝】フェデラー対ナダルどちらが勝つのか!?大胆予想

KEITA

どうも、KEITAです!

あけましておめでとうございます!

はい、今さら感が否めませんが(笑)

今年もよろしくお願いします!

で、本日は動画を1本取ってみました。

思わず書かずにはいられなかったフェデラーとナダルの決勝進出

早い段階でジョコとマレーが負けて

結局この組み合わせ。

去年の錦織の発言に僕はずっと違和感を持っていました。

「ジョコビッチとマレーに勝てるようにして

グランドスラムで優勝したい」。

フェデラー&ナダルはノンカバーなのかい!

まあ、それはやってる本人にしかわからないけれども。

しかし、今大会錦織はフルセットの末

フェデラーに負けてしまった。

ここで勝っていれば

「おー!もうフェデラーにも全然勝てるのか!」と。

その説得力も増したけども。

やっぱりまだまだ彼らの潜在能力は高いということ。

フェデラーとナダルの長所

フェデラーが年をとってもこれだけのレベルのプレーができるのは、

『ポイントを獲得できる武器』があるから。

サーブとフォアとネットプレー

↑これらを使って速い展開でポイントがとれるのがフェデラー。

フェデラーのプレーってようするに誰しもが憧れるプレーですよね。

極めて攻撃的だけど、合理的な戦略。

「そこからあそこに打てたらそりゃポイント取れるよね!」

みたいな。

でも、やっぱりリスクがあるから他の選手にはできない。

かたやナダルの準決勝での粘りもすごかった。

「正味あれだけ粘れるとはすげー」と思った。

激しい打ち合いをしてる中で絶妙なドロップショットも上手い。

決して焦らない。

ふつうなら焦るところである

カウントが押されてるところでも集中力を切らさず

焦らずキープを続けていた。

むしろブレイクポイントを握られてからのほうが

いいプレーをしていたくらい。

「絶対勝ってやる!」って闘志と、

「一球一球を全力でプレーするんだ!」っていう気迫を感じた。

ディミトロフもよかった。彼が勝ってもおかしくない試合だった。

めっちゃ拾ってた。フットワークいい。

サーブがよかった。安定してキープしてた。

攻撃の形がはまってたよね。むしろナダルよりサーブゲームはよかった。

リターンゲームでもナダルよりスコア的にはリードする場面がめっちゃ多かった。

そんなフェデラーとナダルはどちらが勝つか

僕の予想はナダルが勝つと思う。

フェデラーはワウリンカ戦はすごくよかったけど、

全盛期のようなストロークのキレはない気がする。

特に角度が最盛期に比べてやや甘い気が。

それからたまにあるタイミングのズレ。

そして、リスク高いプレーをしてるのもあるけど

ややミスが多い。

ミスが出るとナダル戦ではきつい。

打ち合いになったときに

フットワークが追い付いてないときがある。

長い打ち合いに持ち込まれたり、左右に振られると

高確率でナダルがポイントを取ると思う。

でも、今のスタイルのフェデラーが

ナダルに対してどんな戦いをするかは見所。

初期の頃のようにネットプレーを多く取り入れてる。

勝算が低い長いラリーを回避して

早くポイントを終わらようとしている。

しかも、ネットへの出方がいい。

多くのネットプレーヤーよりも断然無理がない。

それを可能にする技術や、

タイミングを見極めるセンスは彼にしかないもの。

全く異なるプレースタイルの二人だから面白い戦いになる。

フェデラーの攻撃がナダルの守備をいかに崩せるかがポイント。

どこかでスキが出てナダルに差を広げられてしまうのではないか。

ストロークのキレや精度がもう1つ欲しい気がする。

フェデラーのテニスはミスなくハマれば相手を圧倒できるテニス。

ただ今大会ではフルセットまでもつれることも多い。

つまり、プレーのレベルに波がある。

いつでもハイパフォーマンスができるわけじゃない。

逆にナダルは今回のディミトロフ戦でもわかったように

たとえスコアが劣性になってもとにかくタフ。

グランドスラム優勝への闘志がある。

フットワークは全盛期を彷彿とさせる。

つまり、これまでフェデラーが当たった中で一番鉄壁を誇る。

リターンもブロック重視のワウリンカよりはいい。

フェデラーはベストなサーブを打ち続ける必要がある。

しかもフェデラーのバック側に強烈なスピンボールを集められるとなると、

フェデラーとしても攻撃しにくくなるのは必至。

そして、一番のナダル優勢の根拠は

これまでの対戦成績がナダルのほうが勝ち越してること。

ナダルは前とあまり変わってないし、

逆にフェデラーは攻撃の爆発力があるとはいえプレーに波が多くなった気がする。

そうなるとやはりナダルが勝つのではないか。

ナダルが順調にサービスをキープできさえすれば

要所でナダルがフェデラーからブレイクを奪いそのまま逃げ切ると予想。

ただ、ナダルはネット後方でプレーするから

逆にサーブ&ボレーやネットプレーは仕掛けやすい。

フェデラーのサーブが好調で、サーブからの展開で楽にキープを続け、

ブレークゲームのワンチャンスをフェデラーがものにすればあわよくば・・・

とりあえず、フェデラーの新しいプレースタイルが

ナダルにどこまで通用するのか見てみたい。

一つ、フェデラーVSナダルを占う材料になるのが

今大会準決勝のナダルVSディミトロフ戦。

ディミトロフは一応ベビーフェデラーと呼ばれてるから。

確かにフェデラーのほうが攻撃力ではディミトロフより爆発力があると思う。

その意味でフェデラーが絶好調なら

ナダルを崩す場面をいっぱい作れるかも。

ただ、今のフェデラーは守備力は以前より劣る。

簡単に落とすポイントは簡単に落とす。

単発のショット頼みという部分で

よりサーブ&ボレーヤー的なスタイルになってる。

ということは1つのショットの調子、

たとえばサーブの調子に勝敗が左右される感じ。

フェデラーのポイントパターン

・サーブで崩してネット

・相手のボールが短くなったときを見計らって角度のついたショット&ネット。

・相手が中途半端に前についてきたときのパス

サーブからこの形をたくさん作れれば

フェデラーはどんな相手とも戦える。

逆に失点パターン

・ストロークが甘くなり叩かれる

・いいサーブorリターンを入れられてリターンが甘くなり相手に主導権を許したとき

またはラリーで左右に振られたとき。

リターンゲームは仕方がないので、

サービスゲームで自分のサーブが甘くなって

相手を崩せずリターンを叩かれてしまわれないように注意して欲しい。

そこでやはり「サーブ」が鍵になってくる。

いいサーブが入ればその後いいポジションでフォアなりボレーが打てる。

そうすればフェデラーの展開で

ナダル相手にもポイント獲得率は高くなるはず。

サーブをキープする。

これがナダルに勝つ上での大前提になる。

そして、フェデラーが優位になるなら、

それはリターンでいかにプレッシャーをかけられるか。

錦織戦ではリターンで主導権を握る場面が多かった。

ナダルにもあれくらいのリターンが見せられれば

ブレイクのチャンスは上がり、チャンスはあると思う。

逆にナダルはフェデラーのバックに打ち込み、崩して

いかに左右に揺さぶれるか。

今のフェデラーなら左右にじっくりボールを集められれば

ナダルのほうがポイント獲得率は高いはず。

いかにフェデラーがネットプレーとストローク戦をミックスしてきたとしても

ナダルなら長いストローク戦(特にナダル:フォア対フェデラー:バック)に

持ち込みさえすればポイントが取れる。

序盤にポイントを落とすことが多かった準決勝のようなサービスゲームを修正して

ポイントを先行して自分のサーブを取りきることができるか。

結局、最初に攻めに回ったほうが有利なのは間違いないから、

お互いにサーブ&リターンが大事だよね。

3球目でどちらがチャンスを多く作るか。

つまり、お互いのフォアでお互いのバックを攻める形。

この形をより多く作り

より多くしのいだほうが勝つでしょう!

ただ、まあぶっちゃけわからないけども(笑)

だってお互いに武器があって

それを発揮できたときにはポイント取れるんだから。

これまでも勝ったり負けたりの相手。

だから、結局どちらが決勝で

より多くいいパフォーマンスを発揮できるかにかかってくる。

そうなるとメンタルとか、

コンディションの話も出てくるし。

ここでフェデラーが勝つなら

今後の男子テニス界には大きな衝撃。

ふたたびビッグ4時代もありえる・・・。

でも、今回の二人の躍進にあるのはおそらく「コンディション」。

二人とも去年は速い段階でツアーを切り上げてたから

今大会にはいい状態で入れているはず。

逆に言えばマレーやジョコビッチはそこが不十分だったのかなと思う。

オーストラリアはコンディション調整が最も難しいらしいから。

(詳しくは知らないけど)

とりあえず、コンディションさえよければ

フェデラーもナダルもまだまだ健在ということ。

あとはここにいかに錦織世代以下の選手が食い込めるかどうか。

2017年はここらへんが見どころかも!

KEITA