ビジネスを学んだことでコミュニケーション力が劇的に向上した件

KEITA

こんにちは、KEITAです。

『10代限定セミナー』を一部の読者様に公開したのですが、

(ご覧になりたい方はこちらから受け取れます。)

その中でもお伝えした通り、
この世界は『ビジネス』で動いています。

政治も
戦争も
スポーツも
恋愛も

すべてビジネスだと僕は思っています。

なので、ビジネスを学べば
テニスだろうとコミュニケーションだろうと
どちらも劇的に向上させることが可能です。

というイメージが先行してしまいがちなのが日本人ですが、

まず、ビジネスは相手を喜ばせることから始まります。

「相手にいいことをした結果、
相手からも同じくらいいいことをしてもらえる」

価値と価値の対等な交換。

これがビジネスの基本です。

お金がほしければもらえるし、
愛がほしければそれも手に入れることができます。

重要なのはまずはこちらが先に
相手に価値を提供することです。

いかに相手を先に喜ばせることができるか。

そして、相手を喜ばせるには

①相手は何をされたら喜ぶのか
を知り、そして

②自分の持ってる相手を喜ばせるための武器
を知ることが重要です。

”相手を知り、そして自分を知る”

そうすれば「あなたなりの方法」で
相手に価値を提供することができます。

そして、この考え方はビジネスだけでなく、
たとえばテニスにも応用できますよね。

たとえば、テニスで勝つために必要なのは、

①相手が何をされたら嫌がるのか
を知り、そして

②自分の中にある相手を嫌がらせるために使える武器
を知ることです。

つまり、結局
”相手を知り、そして自分を知る”というところに行き着くのです。

ビジネスとテニス

両者は一見全く異なることをしているように見えますが
その「本質」は同じなのです。

つまり、最初によく相手を観察し、
そして相手の情報を得ることが何よりも大事だということです。

そして、相手がされて嬉しいことがわかれば、
その「反対」に相手がされて嫌なこともわかります。

つまり、ビジネスもテニスも
見るべきポイントは同じで、
あとは表と裏を反転させればいいだけです。

そうして”相手がどういう人間なのか”
ということを炙り出せたら、今度は
自分がその人に”与えられるものは何か?”を考えます。

ビジネスの場合は
自分が相手に与えられる「価値」を考え
テニスの場合は
自分が相手に与えられる「負荷」を考えます。

こうして、自分の持ちうる武器を使って
相手の弱味を助けるのがビジネスで、
相手の弱味を攻撃するのがテニスです。

こうして本質的には全く同じ視点で
「戦略」というものを立てていきます。

ちなみに、このように
相手の弱点と、自分が持っている強みをマッチングさせる作業を
ビジネスでは「マーケティング」といいます。

つまり、ビジネスでもテニスでも
「勝つ」ために重要なのはこの「マーケティング」なのです。

また、ビジネス=コミュニケーションなので、
ビジネス=テニスだとすると、
テニス=コミュニケーションでもあるわけです。

この視点で取り組めば
ビジネスを学ぶことでテニスが強くなり、
コミュニケーションを学ぶことでも
テニスを強くすることができます。

逆に、テニスをやることで
ビジネスの能力もコミュニケーション力も上がります。

このように、
普通なら全く結び付きがなかったこれらの事象が、
「抽象度」を上げたことで
非常に密接に繋がっていることに
気づくことができたわけです。

そして、抽象度の高い考え方や概念を学ぶことで、
それらを別個に学んでいたのでは、習得するのに
気の遠くなるような膨大な時間がかかっていたのを
一気に短縮することも可能になります。

「余分な時間を省ける」というのは
人生において非常に重要なことです。

なぜなら、人生には限りがあるから。

もし、人生に数百年という時間があるなら
やりたいことをやるのは今より
もっと簡単になるでしょう。

時間があれば
それだけたくさんのチャレンジができるので
当然成功確率も上がります。

しかし、現実には僕たちに
それほど多くの時間はありません。

(特にスポーツマンとしては。)

だから、
スポーツマンとして生きた次の人生を
スムーズに踏み出すためにも、
スポーツで学んだ知恵や経験を
その後の人生に応用させる方法を知ることには
大きな意味があるのです。

また、逆もしかりで、
たとえば社会人になってからテニスを始めた人なら
それまでの自分の経験(仕事や他のスポーツ)を
テニスにも最大限活用できるように、
このような抽象度の高い思考を身に付けるべきなのです。

そのことについて、
最近僕が身をもって体感したことがあります。

先日、今僕がお手伝している会社の新年会兼、
僕と数名の新メンバーを加えての初の「顔合わせ会」があったのですが、
そこで自分の「コミュニケーション力」が
非常に上がっていることを実感しました。

その会社の人は
対面での営業などもバンバンやっている人が多く、
年齢は20代前半の人たちがほとんどだったのですが、
皆さんいわゆるイケイケなイケメンな感じで
女の子にもモテそうな人たちばかりでした。

僕は今までそういうイケイケの人と仲良くはなりたいんだけど、
彼らの「フック(何に興味を持つのか)」がわからずに
なかなか仲良くなることができませんでした。

でも、「ビジネスもテニスもすべてもとをたどればコミュニケーション」

だということを学んだおかげで、
これまでのビジネスやテニスをして学んできたことを活かして
当日はほとんどのメンバーと始めて会ったにも関わらず、
一夜にしてかなり仲良くなることができました。

序盤は全体の会話の流れを見ながら
それぞれがどんなキャラクターで、どんなことに興味があるのか、
その「フック」を探すために注意深く観察していました。

「あーAさんはリーダー格でいつもいじる側でいじられることがないからいじってあげたら喜ぶかな」
「逆にBさんはいつもAさんにいじられまくってるから、自分のことをいじらせてあげようかな」
「Cさんは僕と一緒で今日のメンバーと会うのが初めてだから、気さくに声をかけてあげよう」

とか、相手を観察した上で
「自分がその人に提供できる価値」を考えながら接することで、
その会に出席していたほぼ全員と仲良くなることができたのです。

これは単なる一例ですが、
コミュ力はテニスにも大いに役に立ちます。

たとえば、自分より強い選手を練習に誘いたいとき。

ほとんどの人は「自分なんかがこの人と練習できるわけがない」
と萎縮してなかなか格上の選手を誘うことができませんが、
別にその人にあなたが提供できるものは
「テニスの実力」だけではないはずです。

人間としての「おもしろさ」だったりでもいいわけです。

「テニスの実力は物足りないけど、
この人と一緒にいたらなんか楽しいな」

そういう「感情」を提供してあげられれば
全く気兼ねなくその人を練習に誘うことができます。

それだけじゃなく、たとえば自分の一方的な技術練習に
仲間につきあってもらいたい、という場合も
ビジネスのスキルが使えます。

今までなら「自分の練習に付き合ってもらうのは
ちょっと悪いしな・・・」と引け目を感じていたのが、
相手の「ニーズ(需要)」さえわかれば、
それを提供する代わりに練習につきあってもらうことだって
余裕でできます。

このようにビジネスを学べば、
今までできなかいと思い込んでたことでも、
人の力を借りることでいろいろできるようになるのです。

テニスは1人で戦うものですが、1人では上手くなれません。

自分以外の誰かの助けが必要です。

そんな誰かの力をあなたの自由に使えるようになれば、
今よりももっともっとテニスは上手くなります。

以上にあげたようなことが
僕がビジネス(コミュニケーション)を学ぶといいと思う理由です。

それでは!